婚活をする上で、お相手の年収を気にする方は多いのではないでしょうか。
最近の夫婦の在り方は男性が働きに出て、女性が家を守るということはなく、共働き夫婦が多い傾向にあります。
男性の年収を気にする女性も多いのですが、女性の年収を気にする男性もいますよね。
婚活をする上で、結婚してからの生活を考えてお互いの年収を把握することはとても重要なポイントです。
今回の記事では、結婚相談所に入会する男女の年収についてご紹介します。
目次
結婚相談所に入会する際は入会条件がありますが、年収に対する条件はあるのでしょうか。
これから婚活をする方は、年収に対する条件をしっかりと確認してから入会を検討してみましょう。
結婚相談所に入会する際に、身分証明や独身証明と一緒に収入証明の提出を求める相談所が多いです。
しかし、収入の上限の決まりではなく、「安定した収入があるか」という確認のための提示という理由です。
「年収○○万円以上」というような条件を提示している結婚相談所はほとんどありません。
収入証明は、婚活をする上でトラブルを防ぐためであるといえます。
結婚相談所の男性会員の年収の違いで、婚活にどう影響するのかについてご紹介します。
「年収が少ないから婚活をしても出会えないのでは?」と思う方も多いのですが、そういったことはありません。
その具体的な理由についてご紹介します。
結婚相談所に入会する男性のデータとしては、
・〜499万円:4割
・500万円〜699万円:3割
・700万円〜999万円:2割
・1000万円〜:1割
このような年収の割合となっています。(参考:日本結婚相談所連盟)
700万円以上の男性は全体の3割程度で、〜499万円の年収の方が一般的となっています。
日本人の平均年収は439万円となっているため、結婚相談所を利用する男性は一般的な年収の男性が多いということになります。(参考:民間給与実態統計調査)
男性会員の職業を見ると会社員の割合が7割ほどとなっているので、それ以外の高収入男性を狙うにはとても狭い範囲で婚活をしなければいけません。
年収が少ない男性は「マッチングしにくい・モテないのでは?」と思う方は多いでしょう。
初めにお相手の男性を選ぶ際に、年収や容姿に目が行きがちですよね。
高年収の男性なら結婚後の生活も安心ですし、贅沢な生活を夢見る女性も多いでしょう。
しかし、男性を選ぶ際には年収だけでなく性格や価値観などに目を向ける女性もたくさんいます。
また年齢が若い男性なら、「これからの仕事で出世できるか」ということに注目する方もいます。
現在の年収が低いから、という理由でマッチングしないということはありませんので安心してください。
しかし、「年収に自信がない」という方も多いと思います。
年収に注目する女性は多いので、年収が多い男性と比べてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、年収以外の部分でしっかりとアピールしましょう。
結婚相手の男性に求める条件は、年収・価値観・人柄などがあります。
年収に関して最重要とする女性もいますが、価値観を大切にする女性がほとんどです。
年収は生活するために必要な項目ですが、この先何十年も一緒に暮らすパートナーとの価値観が合わないと一緒にいることは難しいですよね。
日本人の離婚理由として最も多い原因は、「性格の不一致」です。(参考:性別離婚申し立ての動機別割合の推移1975-2021)
性格や価値観の違いは、結婚生活においてとても重要なポイントとなっています。
結婚相談所に入会する女性会員の年収についてご紹介します。
最近では共働きを希望する男女も多く、女性の年収に注目する男性も少なくありません。
結婚相談所を利用する女性の平均年収や、男性に求める年収について解説をします。
最近の女性は自立している方や、仕事をバリバリこなす女性も多く晩婚化が進んでいます。
最近の働く女性の平均年収は、254万円となっています。(参考:民間給与実態統計調査)
結婚相談所に入会する女性会員は、大卒の学歴を持っている方が7割ほどおり、会社員や公務員の職業が多い傾向にあります。(参考:日本結婚相談所連盟)
社会的地位を手にした女性は男性の年収に対してシビアに見る方もいますが、「自分が養う」という考えの女性もいますよね。
保育士や看護師などの職業の方は、結婚してからも仕事を続けたいという方も少なくありません。
結婚相手に求める条件として、価値観や性格の一致が大切ですが、年収を条件に求める女性も少なくありません。
結婚生活をする上で、「普通に暮らしていけるくらいの年収があれば良い」という方や「結婚したら専業主婦になる」という考えの方もいます。
最終的には性格や価値観が合う人を求めますが、お見合いに申し込む際の見極めポイントとして年収を見る女性は多いということを理解しておきましょう。
ここまで「年収に対してシビアに見ている女性が多い」ということをご紹介しました。
しかし、年収が多いということだけでは結婚はできないので、年収が低くても結婚するためのコツについてご紹介します。
自分の年収が低い方は、共働きを希望する人を探してみましょう。
共働きなら、相手の収入と自分の年収を合わせて生活を考えることができます。
結婚は価値観を合わせることが一番です。
結婚してからも仕事がしたい女性は、男性の年収よりも家事や育児への関心度や積極性などを重視している女性を見つけてみましょう。
年収ではなく、節約することや貯蓄を増やすことも考えてみましょう。
「貯金ができる=堅実さ」をアピールすることができます。
生活する上で、浪費家よりも節約化や堅実な男性の方が魅力的に思う女性もいます。
急に節約する暮らしは無理でも、無駄な部分はないか・節約の仕方などを確認してみましょう。
年収をいきなりあげることは、一般的には難しいですよね。
しかし、最近では副業をしている方も多く、第二の収入源を作る人もいます。
現在勤めている会社が副業OKなら、副業を始めて見ることもいいでしょう。
趣味から副業に発展することもあるので、話題を増やすきっかけにもなるでしょう。
年収以外にもアピールできるポイントはあると思います。
自分がどんな性格なのか、これまでどんな人生を歩んできたのか、必ず一人一人の人生があり、その人の魅力があるはずです。
優しい・家族を大切にする・家事が得意・堅実化など、アピールできるポイントはたくさんありますよね。
共通の話題があるなら会話を盛り上げることもできます。
その魅力をさらに磨いて、婚活でアピールしてみましょう。
結婚相談所を利用する男女の年収についてご紹介しました。
年収は、生活する上でとても重要なポイントですが、最近では共働きを希望する方も多く、年収に対しての意識の違いが見られます。
女性の年収を気にする男性や、男性の家事について気にする女性など、一昔前とは変わり結婚に対して多様化しています。
「年収が低いから結婚できないのでは?」というイメージを持っておられる方も多いでしょうが、そんな場合は年収を気にしていない方を選ぶことがポイントです。
年収以外の部分でアピールできるポイントを増やし、理想の相手を見つけてみましょう。