「結婚相談所にはろくな女がいない」
こんな話を耳にしたことがあるかもしれません。
一昔前に比べ結婚相談所は利用者が大幅に増えており、入会のハードルが低くなる一方で、様々な方が情報を発信するようになり「ろくな女がいない」というような噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ですが本当にそうなのでしょうか?
日本結婚相談所連盟の最新データを見ると、2022年の時点で会員数8万人以上が利用しており、2021年の成婚数は14671名です。(参考:日本結婚相談所連盟)
たくさんの方が結婚相談所を利用しており、成婚数も多く幸せな結婚を手にしている方が多いことがわかります。
今回は、結婚相談所にろくな女がいないと言われてしまう理由についてご紹介します。
これから結婚相談所で婚活を始める方は、素敵な出会いを掴むためのコツについても解説しますので参考にしてください。
目次
「結婚相談所にろくな女がいない」と言われる理由について見ていきましょう。
実際に成婚している人がたくさんいる結婚相談所ですが、次のような理由からろくな女がいないという印象を持たれてしまうようです。
結婚相談所を利用する人は、
・結婚の時期が遅くなってしまっている人
・異性とのコミュニケーションが苦手な人
・これまであまり出会いに恵まれなかった人
などのイメージをお持ちではないでしょうか。
結婚相談所は結婚相手を探す場ですが、出会いがない人が駆け込む「最後の砦」と感じる人が多いようです。
しかし、最近では結婚相談所を利用している人はあくまで”理想”のお相手を”効率良く”探すための手段として利用されていらっしゃる若い方が非常に多く、
「早く結婚がしたいから」
「真剣に結婚相手を探している」
という人たちが集まっています。
結婚相談所を利用したがいい出会いに恵まれなかった人が、「ろくな女がいない」と言っているケースもあります。
自身のタイプの見た目のお相手に出会えなかったり、交際に至らなかった場合もあるでしょう。
結婚相談所に入会をすれば結婚できると思っている人は多く、結婚相談所に対しての期待が高すぎたのかもしれませんね。
結婚相談所は入会をすれば結婚できるということではなく、入会をしてから婚活がどう進むかは自分次第です。
仮に美人でハイスペックなお相手を求めている場合、当然同じように考えている方は多く、ライバルが多い中で選ばれないことが続くこともあります。客観的に自分を見た時に、自分と求めている相手のレベルがあっていない場合もあります。
このような場合お見合いの成立率は低く、いい出会いに恵まれなかったという結果になってしまいます。
または、結婚相談所自体があっていない可能性もあります。
条件に合う相手を紹介してもらえない、納得できるサービスを提供してもらえなかった場合は、結婚相談所に問題があるかもしれません。
「婚活をしている人=なかなかお相手が見つからない人」と感じている人が一定数いることも事実です。
通常の恋愛結婚の場合は、長い期間お付き合いを経て結婚する方がほとんどです。
そんな中、「結婚相手を探すために費用をかけて婚活をするなんて」と思っている人もいます。
しかし、今ではそういった考えの方は少数になりつつあり、マッチングアプリの利用者の急増によって、効率良く・安全に・真剣な相手を探すための手段として認知されてきています。
結婚相談所を含めた婚活サービスを利用している人の多くは、真剣に結婚相手を探しているのです。
また、結婚相談所を利用して結婚した夫婦の離婚率は低いと言われています。
離婚率からもわかるように、積極的に婚活をして幸せな結婚生活をおくっている夫婦が恋愛結婚した夫婦以上にたくさんの割合になってるデータもあります。
婚活に失敗したことから「結婚相談所を利用してもいい人はいない」と感じている人もいます。
一度の失敗を引きずっている人・嫌な思いをしてしまった人は、「結婚相談所=ろくな女がいない」と感じてしまうケースがあります。
婚活は常にうまく行くものではなく、失敗を経験しながら理想の相手を探しています。
お見合いした女性がやばい人だったのか、その女性とは合わなかっただけなのかは、人によって感覚が異なりますので一概には言えません。
しかし、理想の相手と出会うには、たくさんの人とデートやお見合い回数を重ねていく必要があります。
一度の失敗で「ろくな女がいない」と感じているなら、もう一度挑戦してみることもおすすめです。
結婚相談所にろくな女がいないと感じている人は、上記のような理由が考えられます。
しかし、たくさんの利用者がいる結婚相談所ですので様々な女性がいることも事実です。
たくさんの会員の中には、ハイスペックな女性や美人で魅力的な女性もいますし、あまり好まれない女性がいることも事実です。
結婚相談所にろくな女がいないというものは一部の人たちを指して言っていることかと思います。
多くの女性会員は、いわゆる普通の女性です。
一般的に美人な方、仕事もしていてある程度の収入がある方が多く、女性ばかりの職場で出会いがない方や職場以外の出会いを求めている方など様々な方が利用しています。
結婚相談所で婚活をするなら、ろくな女がいないと思うよりもそう言った女性に出会わないコツを押えて婚活をしましょう。
魅力的な女性はたくさんいますので、次のコツを押さえることで理想の相手を見つけることができます。
結婚相談所で婚活をするなら、理想を高くすることなく現実的な考えで挑むことが大切です。
「婚活するなら美人と結婚したい・結婚相談所なら理想の相手が見つかる」と思っている方はたくさんいますが、相手からも選ばれなければお見合いは成立しません。
また、条件を細かく設定しすぎてしまうと、条件に当てはまる女性の人数がかなり限られてしまいます。
条件に当てはまる女性が少ないということは、出会える人数も少ないので結婚の可能性を下げてしまっているのです。
結婚相談所で条件を提示する際、まずは年齢・職業・出身地など広い範囲から検索をしてみて、徐々に絞っていくといろいろな女性と出会うことができますよ。
結婚相談所に入会しても、自分から積極的に行動をしなければ婚活はうまくいきません。
ただ待っているだけではお見合いは成立せず、結婚することは難しいでしょう。
気になる女性には、自分からお見合いの申し込みをしてみましょう。
中には断られることもあります。
しかし、婚活に悩みはつきものと考え、断られても切り替えて次に進むことが大切です。
結婚相談所で出会うには、プロフィール写真やプロフィール内容で「会う・会わない」を判断しますが、完璧を求めようとせずに「一度会ってみよう」という気持ちも大切です。
いろいろな女性とお見合いを重ねることで、自分の理想に合う女性が見つかる可能性は高くなります。
結婚相手に対して、多少の妥協が必要な場合もあります。
条件全てが当てはまるお相手はなかなか見つかりません。
条件に沿って探すのではなく、どうしても譲れない条件を自分の中で決めておくといいでしょう。
いろいろな条件の中から「これだけは」というものがあるはずです。
お見合いを重ねるごとに、「これはなくてもいいかも」と思う部分は修正しながらお相手を探してみましょう。
結婚相談所には、ろくな女がいないという内容についてご紹介しました。
最近では結婚相談所で婚活をする女性が非常に増えており、多くの人が利用するサービスとなっています。
昔ながらのお考えをお持ちで今でも「最後の砦」と考えている人が一部いらっしゃるかもしれませんが、実際の利用者は結婚に対して真剣に考えている人が多く、魅力的な女性もたくさん利用していまます。
しかし、利用者が多いため、中にはあまり好まれない女性とお会いされることもあるかもしれません。
結婚相手に対する条件の設定や理想の相手像など、理想を高く持つことは悪いことではありませんが、高望みしすぎるとお見合いの成立率を下げてしまうので注意をしましょう。
どうしてもお見合いが成立しない、上手くいかない場合は、担当のカウンセラーに相談し一緒に婚活を進めてみましょう。