結婚相談所に入会し活動をしていくなかで、まず初めに行うことといえば「プロフィール作成」です。
婚活で自分をアピールするための材料であり、相手に選んでもらうためのものとしてとても重要な判断材料です。
自分の性格や人柄をアピールすることはもちろん、どんな結婚相手を探しているのかの条件を相手に伝えるためのものでもあります。
プロフィールを見て、「会ってみたい」「話してみたい」と興味を持ってもらえなければお見合いは成立しません。
こちらでは、そんな魅力的なプロフィールを作成するためのポイントをご紹介します。
目次
結婚相談所を利用する上で、プロフィールは自分の第一印象となるためとても重要な役割を果たしています。
結婚相談所では、「結婚相手を見つけるために利用している」というハッキリとした目的があるため、気になった相手のことは会う前に知りたいですよね。
婚活をしている人の“履歴書”のようなもので、会う前に興味を持ってもらう材料がないと婚活が始まりません。
最終的には会ってみないと分からないことでも、マッチングするための判断材料となるプロフィールは自分の第一印象としてみられているのです。
また、自分が探している結婚相手の条件を話す前にプロフィールで提示することもできるため、ミスマッチも減り、理想の相手とマッチングしやすくなるメリットもあります。
年齢や外見の特徴、職業などの他に、結婚観や価値観を相手に伝えることができるため、自分と条件の合う相手を見つけやすくなるでしょう。
このようなことから、結婚相談所においてプロフィールがとても重要な役割であることがわかります。
結婚相談所を利用する方は、まず魅力的なプロフィールの書き方を身につけましょう。
こちらでは、プロフィールの重要なポイントについてご紹介します。
プロフィールは、挨拶から始めましょう。
「はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。」
というように、挨拶とプロフィールを読んでもらったお礼から始めると、誠実さと親切感が伝わります。
しかし、硬すぎた紹介文は逆に“真面目過ぎ”という印象を持たれてしまいますのでNGです。
仕事とは違うので、かしこまりすぎずフランクさも取り入れつつの内容にしましょう。
また、紹介文には相手に伝えたいことを入れると親切です。
例えば、
・転勤が多い
・○歳の子供がいる
など、相手に知って欲しいことは初めに記載しておきましょう。
趣味は、相手を知ることができるポイントです。
共通の趣味を持っている相手を選びたい方もいるので、無理に見栄を張る必要もありません。
自然体で、自分の好きなことを正直にアピールしましょう。
しかし、あまりにもマニアックな趣味やオシャレすぎるもの、ストイックすぎるものは、多少マイルドに包み込んで伝えたほうがいいかもしれません。
お見合いやデートの際に、会話のきっかけになりそうな趣味を取り入れることもポイントです。
また、「○○集め」のような一人で楽しむものではなく、映画鑑賞やアウトドアなど一緒に楽しめる趣味を書くと会話も弾むでしょう。
職業を書く際には、専門用語は使わずに誰にでもイメージできるような、わかりやすい言葉を選んで書くように意識しましょう。
女性が男性のプロフィールを見る際に、職業欄は重要な項目として必ず目を通すはずです。
そのため、相手がイメージしやすい言葉で書くと伝わりやすくなります。
女性が職業欄を書く際のポイントは、現在の職業に加えて結婚後はどうしていきたいのか、という希望も一緒に書いておくといいでしょう。
しかし、「結婚後は、専業主婦になりたい」と端的に伝えてしまうと「収入を重視している・ラクしたい」などの印象を持たれてしまいます。
端的ではなく、「結婚後は専業主婦になり、旦那さんを支えていきたい」のように、ポジティブな印象を与えるような書き方をすることがおすすめです。
休日の過ごし方は、その人のライフスタイルや価値観が伝わりやすい部分です。
「休日は、家の事を済ませてからショッピングに出かける」「休日はハマっているゲームを一日中してしまう」など、イメージできるように具体的に書くことがポイントです。
「ほとんど家にいる」など、簡単な言葉で済ませないようにしましょう。
性格は、自分自身で感じることだけでなく、友人や家族から言われることなど、第三者からの意見を書くといいでしょう。
あまりにも謙遜しすぎると自慢に聞こえたり、印象が悪くなることもあります。
「大人しい」「素直」だけでなく、「素直と言われるが単純なとこともある」や「素直に相手の話しを聞くようにしている」など、少し付け加えると相手をイメージしやすくなります。
自分の結婚観を相手に伝えることも大切なポイントです。
結婚してからの生活や夫婦像など、相手の価値観とすり合わせをすることができ、誤解を招くことも少ないでしょう。
結婚観とは、「キッチンが広い家に住みたい」「ペットも飼いたい」ということではなく、「会話を大切にしたい」というような内面の話を書きましょう。
プロフィールの最後の挨拶は、「最後まで読んでいただきありがとうございました。」というように、感謝の気持ちを伝えましょう。
そしてお礼だけでなく、「出会いを大切にしたい」など、婚活に対しての真剣度も伝えると好印象です。
「まだ結婚相談所に登録して○ヶ月ですが」や「お見合いの申し込みをお待ちしております」などの言葉で締め括らないように注意しましょう。
結婚相談所に入会する際の、プロフィールの作成例をご紹介します。
文章が苦手な方でもポイントを確認しつつ、相手に伝えることを意識して丁寧に作成しましょう。
「冒頭文」
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
「仕事」
昔から車が好きで、今は自動車メーカーの営業職についています。
お客様の生活観や好みなどのお話をしたり、コミュニケーションを大切にしています。
「性格」
家族からは素直で頑張り屋な性格と言われますが、友人からは単純とも言われています。
自分自身では、相手の話をよく聞き、素直に受け入れることを意識しています。
「趣味」
体を動かすことが好きなので、キャンプに行ったりジムに通ったりすることが好きです。
基本的にアウトドア派ですが、ゲームや映画鑑賞も好きなので、家でまったり映画鑑賞をしたりもします。
「休日の過ごし方」
休日になると、晴れた日にはドライブやキャンプの予定を立てたりしてアクティブに動いています。
ハマっているゲームがあると、時間を忘れて夜遅くまで没頭してしまうこともあり、休日は寝て過ごしてしまうこともたまにあります。
「結婚観」
結婚してからは、2人の時間を大切にし、尊敬しあえる関係を築き上げることが理想です。
「最後の挨拶」
最後までご覧いただきありがとうございました。
これからの出会いに感謝し、楽しい時間を過ごしたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
「冒頭文」
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
「仕事」
美容系の販売員をしています。
たくさんの方がキレイになり、笑顔になる姿が好きで、仕事にやりがいを感じています。
将来は、家庭を中心に仕事も続けられてればと思っています。
「性格」
家族からは、優しい・大人しいと言われていますが、自分自身ではマイペースでのんびりやだと思っています。
「趣味」
映画鑑賞やショッピングが好きです。
洋画・邦画問わず、そして恋愛もの・ミステリー系・アクション系など幅広く観ますが、特に○○監督の○○の作品が大好きです。
「休日の過ごし方」
休日は、まず家事をしてから友人とショッピングやカフェ巡りなどをよくしています。
映画館に行くこともありますが、家でのんびりと1日中映画鑑賞することもあります。
「結婚観」
二人の会話を大切にし、お互い助け合える・支え合える夫婦が理想です。
「最後の挨拶」
最後までご覧いただきありがとうございました。
一つ一つの出会いを大切にし、素敵な出会いのきっかけになれば嬉しです。
よろしくお願いいたします。
結婚相談所のプロフィールを作成する際は、次の注意点を意識してプロフィールを作成しましょう。
・例文をそのまま使用しないこと
・書きたいことを箇条書きにして見やすいようにする
・過剰なアピールはしない
・真実のみを書く
・ポジティブな内容で
・誤字脱字に気をつける
伝えたいことがたくさんある場合は、文章を長々と書くよりも箇条書きを使うと読みやすくなります。
そして、過剰なアピールは避けましょう。
実際にお会いした際に、自分を追い込むことになるので注意してください。
事実のみを書くこと、ネガティブな内容は避けてポジティブな印象を残すことが大切です。
最後に誤字脱字がないことを確認したら完了です。
結婚相談所のプロフィール作成の仕方についてご紹介しました。
婚活をする上でとても重要なプロフィールは、適当にすぐ終わらせず、細かく相手に伝えたいことを丁寧に書きましょう。
そして、仲人さんや結婚相談所の担当者さんに相談して読んでもらって感想を聞くのもいいかもしれません。もっとこんな情報を記載すると魅力が伝えられるという新たなヒントを得るチャンスにもなるのではないでしょうか。
自分に興味を持ってもらうための判断材料であり、第一印象としてとても重要です。
職業・趣味・休日の過ごし方など、相手にイメージしてもらいやすいように書くこと、「話してみたい」「会ってみたい」と思ってもらえるような魅力的なプロフィールを作成しましょう。
これからの婚活を大きく左右するものとして、ポイントや注意点を把握しながら作成してくださいね。