結婚相談所の仮交際とは、あまり聞き馴染みのない言葉なので、実際にどんなことをするのか分からない方もいますよね。
通常の恋愛の際には、仮交際期間というものはなく一人の人と恋愛を経て結婚をする・しないの判断になると思います。
しかし、結婚相談所は普通の恋愛とは違い、仮交際期間に複数の方とお付き合いが可能になります。
この記事では、結婚相談所における仮交際とは何か、仮交際中の流れと注意点いついて解説します。
目次
結婚相談所における仮交際とは、お見合いから発展した交際期間のことで、真剣交際の前のお試し期間でもあります。
結婚相談所によって仮交際やプレ交際などと呼ばれますが、意味合いは同じです。
お見合いをした相手と、「もう一度話したい」「相手のことを知りたい」とお互いの気持ちが合った際に仮交際が成立します。
真剣交際をする前に、相手を見極める期間なので複数交際も可能です。
一般的には複数交際は許されませんが、結婚相談所の仮交際の場合は可能なので効率的に相手を見極めることができます。
結婚相談所の仮交際の特徴についてご紹介します。
また仮交際に至るまでの流れも把握しておくといいでしょう。
お見合いが終わったら交際希望を出し、仮交際の申し込みを受けてもらえたら交際成立です。
仮交際が決まったら、まずはデートを重ねましょう。
相手に連絡をする際には、仮交際が成立したことに対してのお礼を伝えましょう。
それから次のデートの日程を決めます。
初めてのデートは、仮交際が決まったら1週間に1回程度を目安にデートを重ねて行きます。
あまり期間が空いてしまうと、お互いに気持ちが冷めてしまう可能性もありますのでデートの約束は早めにしましょう。
初デートは、カフェデートやランチなど軽い感じで会ってみるといいかもしれませんね。
かしこまった感じではなく、2〜3時間など短い時間で済ませておくとお互い気持ちが楽です。
その際に、会話の内容などを事前に決めておくと会話が途切れることなく楽しい時間を過ごすことができます。
2回目・3回目とデートを重ねるにつれて、お互いのこと・結婚後のこと・仕事のこと・子供のことなど、相手がどう考えているのかも聞けると真剣交際に繋げやすくなります。
仮交際中は、複数のお相手と交際可能になります。
一般的な交際では「あり得ない!」と思うでしょうが、結婚相談所の仮交際は同時交際が認められているので安心してくださいね。
仮交際は平均3ヶ月程度が目安となり、約1週間に1回ほどのデートを重ねます。
複数のお相手と交際することが可能ですが、あまりにも多い人数と交際してしまうとデートの日程合わせが難しく、見極めも難しいでしょう。
仮交際は、多くても2〜3人程度がおすすめです。
仮交際に発展した際には、真剣交際に進む相手を見極めなければいけませんよね。
こちらでは、結婚相談所で仮交際を成功させるための秘訣についてご紹介します。
お見合いが終わった時点で、また会いたいと思った相手には仮交際の申し込みすることができます。
仮交際を申し込むタイミングは、お見合いが終わってすぐのタイミングがいいでしょう。
人によっては、「相手がどう思っているかの反応を見てから仮交際の申し込みをしたい」という方もいます。
しかし、タイミングを見計らっていては相手も「無言の期間は何だったの?」「何か迷うことがあったのかな?」と不安に思ってしまいます。
そのまま仮交際に進んでも、相手の気持ちにわだかまりが残ったままになる可能性もあるので注意しましょう。
仮交際を申し込む際は、直接的に「仮交際がしたい」と伝えるだけでなく、「こんなところに惹かれた」「お見合いで楽しい時間を過ごせた」など理由についても伝えられるといいですね。
相手に直接言えないことでも、カウンセラーが伝えてくれる可能性もあります。
ちょっとした言葉でも相手に伝えてあげると、お相手も嬉しいですよね。
仮交際で、自分に合うかどうかを見極めるポイントはとても重要です。
こちらのポイントを抑えた上で、真剣交際に進むかを検討してみましょう。
結婚相手を探しているので、毎日一緒に生活できるか、金銭感覚はどうか、楽しく過ごせるかなどの価値観を確認しましょう。
価値観が合わずに離婚してしまう夫婦も少なくないため、価値観のすり合わせはとても重要です。
共通の趣味がある・考え方が似ている・居心地がいいなど、仮交際から確認できることもあるので、意識しながらデートをしてみてください。
結婚相談所では婚前交渉が禁止となっていますが、結婚後のことを考えてスキンシップを取ることが苦ではないか、ということも重要です。
キスなどはできなくても、手を繋いでみたりスキンシップをとってみましょう。
「生理的に無理」と思ってしまったら、真剣交際に進むことはありませんのでカウンセラーに仮交際の終了を伝えてもらいましょう。
結婚相談所における仮交際中の注意点について解説します。
結婚相談所のルールをしっかりと守り、真剣交際に発展させましょう。
相手の婚活の状況については聞かないように注意してください。
こちらは、暗黙の了解になっているところがありますが、仮交際中は「自分の他に交際している人がいるのか」ということが気になるかもしれませんがお互いに聞かない方が今後のためです。
結婚相談所で婚活をする際に、婚前交渉が禁止となっている場所がほとんどです。
婚前交渉をしてしまうと、真剣交際に進む前に退会になる可能性があります。
結婚相談所における婚前交渉は、性行為だけでなく旅行や同棲など、性行為になる可能性にあるものは禁止となっています。
仮交際になる前に結婚相談所のルールについてしっかりと確認しましょう。
交際相手は、連絡やコミュニケーションをこまめに取ることを心がけましょう。
しかし、連絡頻度などは人により異なりますので、デート中などに連絡はどれくらいの頻度でとればいいのか、ということも確認してみるとお互いに負担なく連絡することができます。
仮交際が成立しても、全ての人が真剣交際に発展するとは限りません。
また、成婚するまで油断はできませんが、焦る気持ちは禁物です。
焦りは、いい結果を生まず悪い方向に進んでしまうこともあります。
仮交際中は、それぞれ確認事項がありますが、純粋にデートを楽しむことも大切です。
交際を終了する際は、直接相手に伝えずカウンセラーに伝えてもらいましょう。
直接伝えることで相手とトラブルに発展する可能性もあるため、カウンセラーを通して伝えてもらう流れがほとんどです。
また仮交際中に悩みや不安がある場合も、カウンセラーに相談することができます。
結婚相談所の仮交際についてご紹介しました。
仮交際中は、複数のお相手と交際をすることが可能です。
しかし、2〜3人程度に抑えた方がデートの日程なども立てやすく、選びやすいと思います。
仮交際期間に、真剣交際に進む相手を見極めるので今後の結婚についての話や価値観、一緒にいてストレスにならないか、ということを確認しながらデートを重ねて行きましょう。
注意点に気をつけながら、仮交際のデートを楽しみつつ、真剣交際に発展する相手を見つけてみてください。
不安なことはカウンセラーに相談しながら、慎重に見極めることが大切です。